福島第一原発の処理水の海洋放出をまもなく始めるらしいです。
処理水は、Alpsという排水処理装置で、トリチウム（３H）以外の放射性物質は取り除いているとのこと。
トリチウムはβ崩壊でヘリウム3（３He）になる過程でβ線（電子線）を放出るるらしいです。
専門家の説明によると
・海洋放出をする前に海水で十分に薄める。
・トリチウムは自然界にも存在している。
・トリチウムによってできた水分子は、一般の水分子と同じく体内にたまることなく排出される。
以上のことから、安全性には問題がないそうです。
私は放射線には詳しくないので「体内に入ったトリチウムから電子が発射されて、遺伝子に影響はないのかな？」などと疑ってしまうのですが、専門家が大丈夫だと言っているから大丈夫なのでしょう。
いずれにしても、処理水をどこかに捨てないと、原発構内で、処理水を置く場所がなくなりそうなので仕方がないのは私に未理解できます。
処理水の放出は、いつかしなければならないのでしょうね。
今回のことで、日本の食品の輸入を厳しくしようと、中国が言っているらしいです。
ちょっと心配ですね。